高価買取のピアノの種類

ピアノの買取でこの機種なら高価査定が期待できる種類

ヤマハ音楽振興会の報告によると、2017年度において音楽教室の生徒数は28万名、大人向けのレッスンを受けている方は11万名いらっしゃるそうです。ヤマハ関係だけでもこれほどの人数がピアノの学習をなさっていらっしゃいます。

 

当然、中古ピアノ市場でも活発な取引が行われています。

 

では、どのようなピアノが人気なのでしょうか?

 

アコースティックピアノの出荷台数を見ると、2011年は震災で楽器の買い替え需要があり、53000台を出荷しています。それ以外の年度は、35000台程度の出荷台数で推移しています。すべてが国内需要ではありませんが、横ばいと見て良いでしょう。国外の市場は、特に中国で拡大しているようです。下取りされた国産中古ピアノの一部が、外国市場に流れていることが想像されます。

 

2006年の古いデータですが、月刊ミュージックトレードの調査によると、電子ピアノの国内販売台数はアップライトピアノの約8倍です。アップライトピアノは10年間で4万台減少し、電子ピアノは2万台増加しています。グランドピアノの販売台数は横ばいで2万から1万台前後で推移しています。

 

従って、アップライトピアノの需要を電子ピアノが代替していると考えられるでしょう。グランドピアノは安定した人気があり、電子ピアノの人気が近年高まっていると言えます。

 

もっと細かな傾向で考えると、人気が高いモデルには、以下のような要素があるように見受けられます。

 

出荷年数が長期のモデル

台数で比較すると、単純に人気が高かったか、高度経済成長期など音楽人口が増えた時期に発売されたか、2つの要因が混在します。出荷年数で比較すると完成度や人気度が分かるのではないでしょうか。

 

年式が若いモデル

耐用年数が多く見込まれるため、高額で取引される傾向にあります。例えば同じC3Aという機種でも、リニューアルモデルがあれば要注目です。

 

サイレントモデル

アクションの構造を変えたり、距離設定型光学センサ(反射シールを貼る)や透過型光学センサ(軽量の突起物を鍵盤等に付けて光を遮断する)を取り付けるため高価です。サイレントモデル特有の型番が決められており、ヤマハではS、SH、SG、SNなどです。

 

特殊仕様モデル

ヤマハのArtistic Edition(AE)など、響板、ミュージックワイヤー、巻線などが特別仕様の機種は、その希少性によって高額査定が期待されます。

 

猫脚加工がされたモデル

インテリアピアノとして直足と猫脚のモデルで比較すると、可愛らしい猫脚(チッペンデール)加工のモデルが人気の傾向です。ヤマハG2系など。

 

シリーズ中の後期モデル

研究を重ねた結果、楽器としての完成度が高いことが多いです。ヤマハCシリーズのE系など。

 

アップライトピアノのペダルの数

ペダルの数が3本ならマフラーペダルがあり、用途に幅がでるため人気です。年式が古いピアノでは2本ペダルのモデルを見かけることがあります。

 

希少な木材が使われているモデル

バーチ(樺)、ウォールナット、サペリ、マホガニーなどが本体に使われているモデルがあります。これらの木材は反りが少ない、木口の模様が美しいなどの特長を持っています。『木目モデル』と呼ばれます。特に木材の内部密度が均一であることは音響的に重要な要素です。音質への影響と、加工の手間と、木材自体の原価によって、高額になっています。

 

メーカーが本気を出したモデル

本気というと語弊があるかもしれませんが、『ウチの音はこれなんだ!』と、メーカーの威信を賭けて音に取り組んだモデルがあります。各時代の最上位モデルの大半がこれに該当します。ヤマハのUX5系、YUS5、W201などです。いつの時代も変わらない人気です。

 

黒色で直足のモデル

『ピアノ』という単語から、多くの方の脳裏にイメージされる形状が、黒色で直足のピアノです。スタンダードな形状のため一般家庭以外でも需要が高く、在庫回転が速い傾向にあります。インテリアピアノでは猫脚加工が高い人気です。

 

 

メンテナンス頻度やピアノ内部の状態、外装、見込み耐用年数など、査定にはたくさんのチェック項目があります。そのチェック項目が同じ状態だった場合に、高額査定を狙えるモデルについてご紹介しました。お手持ちのピアノで当てはまる項目があれば、より良い査定が期待できそうですね!

 

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